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Channel: 取手市のピアノ教室「音楽教室もみの木のうた」
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感覚過敏がある子のピアノレッスン

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取手市のピアノ教室「音楽教室もみの木のうた」の

音楽療法士&ピアノ教師の坂上(さかうえ)明子です

今日もご訪問ありがとうございます

♪♪♪♪♪♪♪

長くピアノレッスンをやっていると様々なタイプのお子さんに出会います。

皆可愛く音楽の大好きなお子さんばかりです。

 

元気な子・大人しい子・多動な子・おしゃべりな子・緘黙の子・様々障がいの子

などなど、そんな中非常に敏感なこどもに出会うことがあります。

 

音や光触覚・嗅覚などが過敏で集団行動を嫌う。

日常生活に支障をきたしている状態と言われています。

ピアノ教師という立場の中で考えていること取り組みをしるします。

 

感覚が鋭い研ぎ澄まされたところがあると芸術などで自己表現でき

ピアノでも自信をつけていけるお子さんもいます。

 

ピアノはよく聴きながら音を出して紡いでいくものなので向いていない?

と思われる方もいますが、そうとは限らないのです。

 

どの子ものびやかに音楽と関わって将来にわたってピアノが大好きで

楽しんでもらいたいと願っています。

 

私の教室で取り組んでいるものの中で良かったものを書いていきます。

 

小物楽器も使いながら、受け入れられる音や触れるものを探して

楽しいと感じられる短い音楽の中で用いるのも有効です。

 

不用意なものに耐えられないので何が起こるのか、どこからその音が鳴っているのか

目で見て触ってみて確認してからがいいです。

 

やっているうちに受け入れられる感覚のものが増えていったり

モンテッソーリー教育で秘密袋という袋の中のものを手探りであてていくとうい

障がい児教育に有効な手段もあります。

また感覚統合の分野でトレーニングされています。

 

それらを応用しながら、私は秘密の箱を作りその中にいくつか楽器を入れておきます。

 

視覚と聴覚を統合

最初は私が生徒さんに楽器を見せながら鳴らし、同じ楽器を生徒が箱の中に手をいれ探します

次に私が楽器を隠して鳴らした音情報だけで手探りで楽器を探します。

 

 

聴覚と視覚の統合

これらのことを繰り返すことは意識的に音に耳を傾けて聴き

手のひらの触覚で意識的に確認していくため

聴覚と触覚をダブルで意識していくため、苦手なものを克服する

一つの手段になると思っています。

 

音に過敏だということは、実はその他のものに過敏の要因があります。

触られるのが嫌だったり、身体に触れる洋服の生地の材質によって

身につけることができなかったり、帽子のゴムが気持ち悪い。

粘土やフィンガーペィンティングなどべたべたしたものが触れない

砂場遊びができないなど手に触れるものの触覚の過敏がある。

味覚に敏感で偏食になることもあります。

 

これらは音だけではない過敏ということに気がつかれると思います。

勿論一人一人違いますから、あてはまらないこともあるでしょう。

 

嫌な感覚のものを無理矢理触れさせていくのは恐怖体験になるため

まずは生活の中で苦手なものを避けていく遠ざけていくことが多いのではないでしょうか。

 

子育ての中とても心配し育てにくかったり周囲の人に理解してもらうため

とても努力される保護者の方もいらっしゃると思います。

 

ただずっと遠ざけていったり、理解しようと努める人も自分の身体感覚ではないため

全てを理解することは困難です。

 

こどもの理解を求めるということは相手の理解をしようとすることと同じなのではと思います。

 

それらを持ち続けたままでいると、学べること経験できる範囲も狭まってきます

人間関係でも先回りして考えすぎたり、人に対して許せないものが多くなることもあります。

こどもの将来に大きく左右するため、特性や感覚に寄り添いながらも親と子もも違う感覚を

持っていることを知ることも子育てにおいては大切なことなのではないでしょうか。

 

ピアノレッスンの中で感覚の過敏性を持つ子にレッスンするのは役立つ方法をこれからも模索していきます

 

 

♪♪♪♪

 

教室では音楽を楽しむ子を育てていきます!

ピアノをしっかりレッスンしていきたいお子さん

2歳からの音楽知育コース

幼児ピアノコース

こどものピアノコース

障がいをもつ子のためのエンジェルピアノコース

保育士・幼稚園教諭の総合音楽コース

オトナ女子のためのチケット制レッスン

 

楽譜が読めなくても丁寧にご指導させていただきます。

 

体験レッスンのお申込みは

ongakunoie@gmail.com

営業のメッセージはご遠慮ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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