取手市のピアノ教室「音楽教室もみの木のうた」の
音楽療法士&ピアノ講師の坂上(さかうえ)明子です。
今日もご訪問ありがとうございます。
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今通って下さっている生徒さんの中にも
以前、他の先生のお教室でなかなかお子さんの
障がい特性を理解して貰えず、辛い思いをされて
きた方は少なくないのです。
引き受けて下さる時は、きっと何とかなると思って
レッスンを始めても、お子さんの困った行動が出た
時、いくら言ってもわからないことがあると
お子さんのせいにされてしまったり
親の躾のせいにされてしまったりして
とうとう、いたたまれなくなると言うことがあります。
その様な哀しいことにならないように願い
まだ発達障がいの方との出会いの少ないピアノ
先生方にポイントを少し書いてみます。
発達障がいの中でも、自閉症、自閉症スペクトラムの
特性をもつ方に接する時、レッスンする時配慮して
いることです。
★短い言葉で伝えます▶︎自閉症の方の多くは、沢山の
言葉の中から必要な情報を抜き出し理解するのは苦手です。
(ピアノの先生の多くの方は、お話が得意なので
話が長くなることが多いです)
★アレ、ソレ、コレではなく、具体的に話します。 ex.テーブルの上にある赤鉛筆をとって下さい。
★曖昧なたとえや、嫌味な表現はやめましょう。
何を言われているのか、わからず混乱することが
あります。
★視覚情報は有効です。ことばだけでは見通しのたちにくいことがあります。わかる所は聴覚情報で伝えます。
★伝わりやすい音量、音質で話します。
★止めて欲しいことは、ex.ハッキリ「これは触らないでください。」と伝えます。禁止事項だけでなく
やって欲しいことを伝えます。
★話て伝えたら、確認で質問してみることがあります。返事をしていても伝わっていないことがあります。
自閉症スペクトラムといっても、ひとりひとり違いますね。
特性を理解しながら、どうやったら伝わりやすいのか
その方が成長出来るのか、 日々考えていくことが
大切なんです。
発達障がいの方はピュアな方が多いので、
理解して下さる先生方が増えたらいいなぁと
思っています。
では、また