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Channel: 取手市のピアノ教室「音楽教室もみの木のうた」
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笑顔を引き出すという、言葉の罠

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取手市のピアノ教室「音楽教室もみの木のうた」の


音楽療法士&ピアノ講師の坂上(さかうえ)明子です。

今日もご訪問ありがとうございます。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

レッスンや音楽療法の中で、こども達の笑顔を

見れるのは、幸せです。

エッ?? では、このタイトルは何??

指導者やセラピストの立場になると

自分が提供したことに対する結果は

すぐに見えませんから、今の時間が

相手にとってどんなものだったのか気になります。

笑顔は無理に作るものではないんですよね。

でも、指導者やイベント企画者の立場になると、相手

に不快な気持ちにさせてはいけないので、自分自身で

気持ちを和らげて笑顔になれる状態を作ること

が必要になります。


レッスンや音楽療法の中で、生徒さんやクライアント

が、集中して取り組んでいる時は笑顔はありません。

真剣そのものなんです。

それは、望ましいことだと思うんです。

ふっと解けて、嬉しくて笑っちゃうって

いいなぁとあと思います。
 


自閉症のこどもが、ケタケタ笑ってくること

があります。

それは、楽しいのではなく、自分の世界の中で

笑っているので、自分に会えて嬉しかった訳では

ないこともあります。


特に、自閉症スペクトラムの方は表情があまり

変わらないことがあります。


定型発達のこどもで人に気を使う子は、ニコニコ笑っ

ていることがあります。

そんなに気を使わなくてもいい様にしてあげるのは

大切かなと思います。

お利口さんになって、笑顔を作らなくてもいいのです。

笑顔を引き出すレッスンて、つい使ってしまい

ますが、その言葉の罠にかからないようにしたい

です。

作り笑顔をしなくていいレッスンが素敵だと

思います。





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